作品タイトル不明
私は約束は守る女なんですよ!!
私達は怖面マスターの部屋を出て解体場へと向かいそのまま解体場へと入りセスナさんが口を開く。
「リックさん、少しいいかしら?」
少し離れた場所で作業をしていた男性・・・・・この解体場の責任者であるリックさんに声を掛けるとリックさんがこっちに向かって歩いて来て口を開く。
「お前さんがここに来るのは珍しいな、何かあったのか?」
リックさんにそう言われセスナさんが真剣な顔で頷き口を開く。
「ええ。アゴットさん達が魔物を狩って来たの、その魔物が少し問題で」
セスナさんの言葉に眼を細めアゴットを見て口を開く。
「何を狩って来た?」
アゴットはその視線を受けて真剣な顔で口を開く。
「オーガエンペラー1体とオーガ26体だ」
その言葉を聞き目を見開き少しの間固まり・・・・そして口を開く。
「あそこの台の上にオーガエンペラーを出してくれ」
視線の先には中央に置いてあるかなり大きな鉄の台。
「わかった」
その言葉を聞きアゴットは私に視線を向けて来たので私は頷きその台に近づき口を開く。
「【ディメンションスペース】」
その言葉を紡いだ後何もないはずの台の上から首のないオーガエンペラーが落ちてきて台の上に音を立てて落ちる。
「こりゃあ・・・・・・・・・・・」
台の上にあるオーガエンペラーを見てリックさんがそう言い固まっている。
私は固まるリックさんに向かい口を開く。
「あと普通のオーガも26体あるから出すね・・・・・・【ディメンションスペース】」
もう台の上には乗せられないから床に直接置く。
「それとセスナさん、このオーガ26体のぶんの買い取り料金は別にしてもらえるかな?」
「いいけどどうして?オーガエンペラーと一緒でもよくない?」
私はその言葉に首を左右に振り口を開く。
「オーガ26体を倒したのは私達じゃないんだよ、その買い取り料金はアインハルト兄さんに渡してくれるかな?」
私がそう言うとアインハルト兄さんが驚いた顔で口を開く。
「どう言う事だいリア?」
「あのオーガ26体は騎士団員と魔術師団員が命をかけて倒した魔物だからそのお金はしっかりと受け取るべきなんだよ」
仕事でアグリまで来たとはいえ命がけでオーガと戦ったんだからしっかりとお金は受け取ってもらわないとね!!臨時収入が出て良かったね!!
「それとオーガエンペラーの代金はアゴットとレティシアでわけて、私はいいから」
「「は?」」
私の言葉にアゴットとレティシアが声を揃えてた後私をガン見する。
「だって2人共しっかりと戦ってたもん受け取らないと」
「いやいや!!お前だって戦ってたろ!!」
「そうよリアちゃん!!って言うか私は戦ってなかったわよね!!」
アゴットとレティシアが慌ててそう言って来たので私は首を傾げて口を開く。
「あれ?そうだっけ?まあ2人で受け取って。私はいいから」
今の所お金には困ってないんだよね、アグリに移住して半年・・・・頑張って魔物を倒しまくり8年は引き篭もれるだけのお金は稼げたから今は別にお金はいいんだよね。
「それはダメだ・・セスナ悪いが3人で分けるようにしてくれ・・・いいな【首狩り姫】?」
「いいのに」
「そういう訳にはいかん、命をかけたぶんの報酬はしっかりと受け取る・・・・・探索者の常識だ」
それを言われると受け取るしかないじゃん・・・・あ!!!
「ならこのお金を使って皆にお酒をおごるよ、約束してたし」
私は約束は守る女なんですよ!!