軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

何その呆れた顔は!!

ムーアさんの言葉を聞き外に出ると騎士達が剣を手に襲って来た魔物・・・・フォレストウルフと戦ってる所だった。

「かなり数が多いね」

ざっと見ただけで30匹はいるんだけど。

「もしかしてウラットが来たって事?」

魔物の数が多い=ウラットの【サモンズゲート】ってのが頭に浮かんだのかユリアンが真剣な顔でフォレストウルフの群れを見ながらそう言って聞いたので私もフォレストウルフを見ながら首を左右に振り口を開く。

「そうとは言えないかな?たまにこれくらいの数で襲ってくることもあるから」

フォレストウルフは群れで襲ってくるのが普通なので何とも言えないんだよね・・・と思いながら騎士達がどんどんフォレストウルフの数を減らしていきあと5匹で終わり・・・・と思っていたら森の奥からフォレストウルフよりもさらに大きな個体・・・・のフォレストウルフ・・・違う!グレートウルフが出てきた。

「グレートウルフがあの群れのリーダーっぽいね」

グレートウルフが出て来てすぐに生き残っているフォレストウルフがグレートウルフの後ろにいき此方を威嚇し始めた。

「グレートウルフには気をつけろ!」

グレートウルフはAランクの魔物だ。ムーアさん達でも油断できる相手ではないだろう。

「来るぞ!!さあ行くぞ皆!!」

真剣な顔で動き出したグレートウルフを見ながらそう言い放つムーアさんを見ながら私はグレートウルフに合成版の【ストームウェーブ】を放ち首を刎ねる。

「・・・・・・・・・・リア・・・・貴女ねぇ・・・」

静まり返る森の中で誰もが首を刎ねられ横たわるグレートウルフを見て固まる中ユリアンが深い溜息をつきながら私の名を呼んできたので首を傾げる。

「どうしたのユリアン?」

私の反応を見て更にもう一度深い溜息をつくユリアン。

「この空気何とかしなさいよ」

へ?

「え?空気ってグレートウルフが毒息でもばらまいた?」

たまに特殊個体で普通の魔物には無い能力を持つ魔物がいるからあのグレートウルフが毒の息でも吐いたのかな?とか思ってそう聞くとユリアンが更に深い溜息をつく。

「そんな訳ないでしょ?ほら・・・ムーア達が何とも言えない顔で私達・・・リアの事を見てるでしょ?」

「ん?確かにこっちを見てるけど?」

別に私を見るのはおかしい事じゃないよね?仲間なんだし?え?私間違ってる?え?何その呆れた顔は!!

「はぁぁぁぁ・・・もういいわ・・・悪いけどムーア、後始末を頼めるかしら?」

なんでそんな目で私を見るのユリアン?

「了解です・・・皆手伝ってくれ!」

ムーアさんが騎士達にそう声を掛けて倒したフォレストウルフを一か所に集め始め・・・手を止めて私達を見る。

「グレートウルフはどうしますか?」

フォレストウルフは安値だから持って行く事も無く燃やしていくつもりみたいだけどAランクの魔物であるグレートウルフは高値で売れるから聞いて来たみたい。

「どうするリア?」

ムーアさんの言葉を受けてユリアンが私に着てきたので少し考えて口を開く。

「私の『ディメンションスペース】に入れておくよ」

サールンのギルドで売って皆の酒代にしようと思いグレートウルフを【ディメンションスペース】にグレートウルフを放り込む。

その後ムーアさん達がフォレストウルフの死体を全部焼却して、襲われてから約1時間後に私達は旅を再開した。