軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

私を見ないで!!

珍しく真剣な顔で変な事を言って来たレティシアに視線を向けたまま私は話を続ける。

「私が想定してたのは『アインハルト兄さんの仲間が拠点を放棄して外に出て魔物に襲われてる』ってことだよ、だから攻撃のスペシャリストのアゴットと回復魔術や結界魔術のスペシャリストのレティシアに声を掛けたんだ、レティシアはしっかり仕事をしたよ」

私がそう言うとレティシアは苦笑しながら頷き口を開く。

「ならいいわ。さて!!!帰ったら早速飲みに行きましょう!!もちろんリアちゃんのおごりで!!」

「まあ約束したからいいよ」

私がそう言うとアゴットが口を開く。

「その前にギルドに報告しに行く。流石にオーガエンペラーの事を知らせない訳にはいかないだろう」

まあもしかして今回の活性化の原因かもしれないって疑惑もあるからギルドに話をしておいた方がいいだろうね。

「あ!それとアインハルト兄さん、本来の目的の手続きもついでにしちゃおう」

私の横を一緒に歩いているアインハルト兄さんに私がそう言うとアインハルト兄さんは『あ』って声を漏らした後思い出したように何度も頷く。

その様子を見ていたレティシアが首を傾げて口を開く。

「リアちゃん何かあったの?」

レティシアの言葉に私は口を開く。

「アインハルト兄さん達が帝都に帰るんだけど帝都までの護衛をつけたいって事で探索者を雇う為の手続きをする為にギルドに顔を出したんだよ、それで顔を出した時に活性化が起きて、現場検証に行ってる部下も助ける為にああなった」

それを聞きレティシアが首を傾げて口を開く。

「え?騎士団と魔術師団の人達が帝都に帰るのに護衛?おかしくない?」

「ほら私が捕まえた盗賊もどき・・・あれを全員帝都に連れて行くんだよ、盗賊もどきの人数が多くてね

探索者を10人位雇った方がいいって話になったんだ」

私の提案にアインハルト兄さんは頷き口を開く。

「そうだね、でも部下たちは宿に返して休ませたい、いいだろう?」

私はアインハルト兄さんの言葉に頷く。

アゴットが私達の話を聞きながら納得したように頷き口を開く。

「ほらアグリが見えて来たぞ」

歩きながら話していた魔物に襲われる事も無くアグリにつく事が出来た。

私達は未だに活性化に喜び賑わう街中を歩きギルドに向かい、何事も無く着く事が出来きそのままギルドに入った。

探索者達は活性化の為森から出て来る魔物を狩る為ギルド内には殆どおらず閑散としていた。

なので並ぶこと無く受付嬢に声を掛ける事が出来た。

「セスナさんチョットいい?」

そう声を掛けるとセスナさんが微笑み口を開く。

「お帰りリアちゃん、無事にかえってこれたようで良かったわ。それで報告かしら?」

「うん、出来ればギルマスにも聞いてもらいたいんだ」

私がそう言うとセスナさんが少し考えこんだ後頷き口を開く。

「わかったわ、少し待っててくれるかしら?」

そう言っておくの通路へと歩いて行ったので私達はセスナさんが戻って来るまで設置してある椅子に座って待つ事にした。

「アゴットとレティシア、今回は本当に助かった、私とアインハルト兄さんだけだったら無事に戻ってこれなかったよ」

まさかオーガエンペラーが出て来るとは思わなかった、本当に2人に声を掛けた私を褒めたあげたい!!

私がそう言うとアゴットがジト目で私を見て口を開く。

「本当か?お前さんの事だから俺達が居なくてもオーガエンペラーを倒す事が出来たんじゃないのか?」

まあ多分私の『切り札』を使えば勝てたと思う・・・・・けど本当にアゴットがいて助かったからね。

「ナンノコトカナ?」

やめて!!そんな疑いの眼差しで私を見ないで!!