作品タイトル不明
絡んでる可能性があったね!!
「今日は此処で野営とします!!」
襲われた馬車を見つけて現場検証をしてからグランパルスへと再び進み始めて予定していた場所・・・野営地につきユリアンがそう言うと各々が用意をし始めてそれを見たユリアンが私の所まで来て真剣な顔で口を開く。
「リア・・相談があるんだけどいいかしら?」
ん?相談?
「ん?何かあったの?」
【ディメンションスペース】から椅子とテーブルを取り出して座りながらそう聞くとユリアンも座り口を開く。
「グランパルスに戻ってからの事なんだけど・・・少し手を貸して欲しいのよ」
「ん?どういう事?」
手を貸す?何かやるのかな?と思いそう聞くとユリアンが真剣な顔で口を開く。
「あの馬車を襲ったのがオバーカ盗賊団かどうかは分からないけどグランパルスに戻ってからオバーカ盗賊団の討伐をしたいと思っているの」
「へ?それってグランパルスの衛兵隊のお仕事だよね?」
私がそう言うとユリアンが真剣な顔で口を開く。
「オバーカ盗賊団だけならそうだけど、オバーカ盗賊団の後ろにいるウラットとキルアスキルの事があるから私達でやりたいのよ」
ああ!ウラットがオバーカ盗賊団と絡んでる可能性があったね!!
「いいよ手伝う」
ウラットが出てくるならウラットに【魔法】を教えた『あのお方』とやらの事を聞けるかもしれないしね。
「それで?オバーカ盗賊団って奴等の居場所って分かってるの?」
私がそう聞くとユリアンは困ったような顔で口を開く。
「前の拠点にはもういないと思うんだけど。グランパルスに戻ったら衛兵隊か領主様に聞いてみるわ」
「まあそれが手っ取り早いね」
その後も話をしつつ夜を過ごし翌朝私達はグランパルスへと向かい旅を再開した。
それから何事も無く私達はグランパルスへと着きそのまま街へと入った。
「では予定通り休暇を取ってください、それと騎士と魔術師達の中で何人かは声を掛けると思いますのでその時はよろしく、では解散」
ユリアンの言葉に全員が動き出し私も前に泊まった宿に向かい歩き出す。
「今日は宿でゆっくりするのね?」
隣で歩くディアナがそう聞いてくるので私は歩きながら頷く。
「そのつもりだよ、取りあえずはお風呂だね・・あ!」
私の『お風呂』宣言でミーティアが来た道を逃げるように走って行ってしまった。
「そこまでお風呂嫌いなの?ティファ・・・お願い出来る?」
「ウミャ!!」
私がそうティファに頼むとティファが一度『ウミャ!』と鳴きミーティアの後を追うように走って行った。
「少し待とうか」
走って行ったティファを見送った後にそう言うとユリアンが苦笑する。
「私は領主様の所に行ってくるわ」
「うん、頑張ってね」
「ええ」
そう言い残してユリアンが歩いて行きディアナと私だけが残りそれから5分位してティファがミーティアの首の後ろを咥えるようにして戻って来た。
「ご苦労さんティファ」
「ウミャ!」
ミーティアは何かを言いたそうな目で見てきたけどスルーして宿に向かい前に泊まった宿につき手続きを済ませて部屋へと入る。
「んじゃ早速・・・あ!」
「おいおい!今日もかよ!!勘弁してくれ!!」
立て掛けてあるニーズヘッグが騒ぎ始めたけどスルーして布をかぶせてからお風呂に入る。