軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

滅茶苦茶驚いたよ!!

「待たせたな」

ゴッタと呼ばれた男性がモリアと呼ばれた女性探索者にそう声を掛けてから一枚の紙を手渡す。

「8000万リエンだな」

おお?思ったより高い!!

「思ってよりも高くて驚いた」

モリアさんって人も驚いてるみたいだ。

「ダークネススネークなんて表に出て来たの3年ぶりくらいだからこの値段なのさ」

ああ!納得した!!と思っているとゴッタと呼ばれた男性が私に視線を向ける。

「待たせたなお嬢ちゃん。ここにだせるか?」

解体台の横の床を指差しながらそう言って来たので私は頷き【ディメンションスペース】に入っているオーガ82匹をどんどん床の上にお出していく。

「・・・・・・・・・・・はぁ・・・マジだったのか」

オーガを82匹を床に出し終わりホッとしているとオーガの死体が積みあがった山を見上げながらゴッタさんが呟き受付嬢さんとモリアさんもその山を驚いた顔で見上げていた。

「・・・・えっと・・出し終わったけど?」

出し終わっても死体の山を見上げたまま動かない3人にそう声を掛けるとゴッタさんが一番最初に現実に戻って来て少し離れた場所に居る作業員を睨むように見て口を開く。

「お前等見てないで手伝え!!先ずは数の確認!その後に状態の確認だ!!」

ゴッタさんの言葉にここに居る作業員全員が慌てながら作業をし始めた。

・・・・・・・・・・いきなり大きな声で指示を出したから滅茶苦茶驚いたよ!!思わず『ビクッ!』って少し飛んじゃったよ。

あ!因みに私だけじゃなくてディアナやティファやミーティアも驚いたからね?わたしだけじゃないからね?ホントウダヨ?

「待たせたな、82体で850万リエンだな」

オーガを出してから30分位経ってひと段落したのかゴッタさんが私達が座っている場所まで歩いて来てそう声を掛けてきた。

まあそれ位か。まあおこずかいみたいなもんだからいいかな?と思いながら頷くとゴッタさんが頷き査定額の書いた紙を私に差し出してきた。

「確かに」

買い取り書を受け取り頷くとゴッタさんが『少し待ってろ』って言ってどこかに行き5分位で少し大きめの布の袋をもって戻って来た。

「これが買い取り金だ」

その袋を受け取りそのまま【ディメンションスペース】に入れるとゴッタさんが真剣な顔で口を開く。

「確かめなくていいのか?」

私はその言葉に苦笑する。

「ギルドがお金をちょろまかすとかしないでしょ?だから別にいいよ」

探索者とギルドの関係は信用で繋がってる・・・・なんて言葉がある位にお金に関してはしっかりとしているからね!!

「んじゃ用事は済ませたから」

私がそう言うと一緒に居る受付嬢さんが口を開く。

「今からどうされるのですか?」

「ん?宿を取ってお風呂に入る」

やっと街につき宿に泊まるんだからお風呂に入って長旅の疲れを癒さないとね!!

「そうですか、何かあればいらしてくださいね」

「ありがとう、んじゃね」

私達はそう言ってギルドを出てユリアンから事前に聞いていた宿である【黒熊亭】へと向かい迷うこと無く着いてその建物を見上げて口を開く。

「かなりでかい宿だね」

「飲み屋も兼ねてるらしいわよ?だから夕食は出かけないでここで食べる事になってるわ」

そう・・・目の前の建物は3階建ての建物で一階がかなり大きな飲み屋になっていて2階と3階が宿になっているのだ。

「さあ入ろうか」

そう言ってはいるともう仕事を終わらせた探索者達が飲み始めていたりこの街の住人達が夕食を食べていたりとかなりの混み具合だった。