作品タイトル不明
同じ言葉を叫んでしまった!!
私は立て掛けてある杖に手を伸ばす。
「待てお嬢ちゃん!俺はそこの美人に握られたい!!」
・・・・・・・・・・は?またもさっきと同じように聞いた事のない声がそう言って来たので私は首を傾げる。
「だからそこの美人がいいって言ってるだろ!お前さんみたいな子供より美人がいい!!」
・・・・・・・・・・・あれ?もしかしてこの杖がしゃべってる?声のする方向がこの杖のある方向なんだよね・・・・まさか。
「ねえ今喋ってるのってアンタ?」
私が杖を見ながらそう言うと思った通りだった。
「おう!俺はお嬢ちゃんの目の前の杖・・・・ニーズヘッグが喋ってるのさ!!」
「「「「「「「「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁ?」」」」」」」」」」」」
その衝撃にここに居る全員が・・・・勿論私も含めて同時に・・・そして同じ言葉を叫んでしまった!!
「本当に・・・えっと・・・ニーズベッタベタが喋ってるんだね?」
いち早く立ち直った私がそう訊ねるとニーズベッタベタから『そうだ』と答えが返った来た。
「それとお嬢ちゃん、俺はニーズヘッグだ!ニーズベッタベタじゃねえ!間違えるな!!」
はっ!落ち着いたと思ってたけどまだ混乱してた!!落ちつかねば!!
「で?ニーズヘッグ?さっきディアナに貴方を握ってもらいたいとか言ってたけど?」
冷静になりさっきの事を思い出してさっきの事を聞いてみる。
「おう!お嬢ちゃんみたいな子供よりそっちのボンキュッボン!!の美人の方がいい!!」
私はその答えに後ろにいるユリアンに視線を向ける。
「ねえユリアン?この杖がどうなってるのか気にならない?」
「それは気になるけど?」
私の問いにユリアンが不思議そうに首を傾げながらそう言って来たので私頷き口を開く。
「ならこの杖をばらしてみない?きっと何か新しい技術が見つかると思うんだ?」
私がユリアンに向かい笑顔でそういうと何故かニーズヘッグが『待て待て待て!!』と言って来た。
「ん?どうしたのニーズベッタベタ?」
私が首を傾げながらそう言うとニーズベッタベタが慌ててるのか声を掛けて来た。
「俺様をばらすとか正気か?俺はデリケートなんだぞ?もう元には戻らなくなるぞ?って言うか俺はニーズヘッグだ!間違えるな!!」
騒ぐニーズベッタベタを無視して私はニーズベッタベタを握り持ち上げる。
「あれ?見た目よりも軽い」
もう少し重いと思ってたけどか弱い私でも片手で持ち上げられてしかも負担になってない。
「俺は凄い技術の塊なんだ、だから絶対に分解しようとかは思うなよ!!」
ニーズベッタベタがそう言ってくるのを聞き再度立て掛けてあった台座に戻してニーズベッタベタを見る。
「質問があるんだけどいいかな?」
「ん?俺の好みか?そりゃそこの美人みたいなボンキュッボンだ!!」
「やっぱりばらしてみるかな?」
ニーズベッタベタって絶対に私に喧嘩売ってるでしょ?私だってまだ成長期は終わってないからあと数年でディアナみたくスタイルのいい女性になるんだよ?と思いながらそう言うとニーズベッタベタが『待って!ごめんなさい!!』と謝って来た。
「それでなにが聞きたいんだ?答えられる事は答えるぞ!!」
私はその言葉を聞き頷き口を開く。
「まず聞きたいのはアンタは『何』?」
「ん?俺はニーズヘッグだと自己紹介したろう?」
「そうじゃなくて喋る杖なんて聞いた事がないんだよ」
「ん?俺みたいなインテリジェンスウエポンはそこ等じゅうにあるだろう?」
・・・・・・インテリジェンスウエポン?初めて聞くよ?