作品タイトル不明
なんかごめんなさい!!
「なるほど・・・・話は分かった」
シアの説明を聞き強面マスターが頷きその後にセスナさんに視線を向けて口を開く。
「セスナ、誰か衛兵達の詰め所に向かわせて説明と警戒態勢の解除を」
「わかりました」
強面マスターの言葉を聞き外に出ようとしたセスナさんを見てユリアンが口を開く。
「私が行くよ、私が話した方が早いから」
ユリアンの言葉に強面マスターが頷き口を開く。
「頼めるか?ならセスナは緊急依頼を取り下げて探索者達に説明をしておいてくれ」
「わかりました」
そう言った後にセスナさんはユリアンと共に部屋を出て行った。
「知らない所で迷惑かけたみたいで悪かったね」
まさか逃げながら打ち込んでた【サウザンドボルト】が後にこんな影響を与えるとは思わなかったよ。
「状況が状況だから気にするな」
強面マスターがそう言って来た時にノック音がしてその後にセスナさんが入って来た。
「緊急依頼の取り下げと経緯を説明する説明書を作成して掲示板へ張り出す指示を出してきました」
「ご苦労」
強面マスターの言葉にセスナさんがホッとし顔で口を開く。
「これで平和な時間が訪れますね」
セスナさんの言葉に強面マスターが溜息交じりに口を開く。
「まったくだここまで酷いのは久々だったぞ・・・色んな事が重なって寝る間もなかったからな」
その原因の2つが私なんだよね、まあ災害級の魔物騒ぎは意図的じゃないんだけど・・・・・・なんかごめんなさい!!
解放されたような顔で話し合う強面マスターとセスナさんを見ながらある事を思いだしたので私は2人に視線を向けて口を開く。
「えっとね?【アンダーグラウンド】に引き篭もってた時に狩った魔物が沢山あるんだけどどうする?」
忙しかったのがわかってたので恐る恐るという感じでそう言ったら何も言わず強面マスターとセスナさんが揃って真顔で私をガン見して動かなくなる。
「えっとね?流石にグランドドラゴンは倒してないけど【アンダーグラウンド】にでる魔物を256匹ほど・・・・・」
今度はしっかりと数を覚えてるよ?偉いでしょ?と思ってると強面マスターが表情を崩さすに口を開く。
「なあリア?お前俺達を殺す気か?」
「へ?」
何でそんな話になるの?と思ってると今度はセスナさんが口を開く。
「リアちゃん?」
あれ?何かセスナさんが泣いてる気がするけど気のせいだよね?と思っていたら強面マスターが真剣な顔で口を開く。
「この部屋で話を聞いて正解だったな、でなきゃ働き過ぎで倒れるギルド員が出ていたぞ」
私はその言葉に首を傾げて口を開く。
「え?別に魔物を渡すだけだからそんな大袈裟な事にはならないんじゃない?」
私の言葉に強面マスターが深い溜息をついた後に口を開く。
「あのなぁ・・・つい先週まで【スタンピード】が起きてたんだぞ?つまりはギルドには大量の魔物が持ち込まれてる訳だ、そんな中お前さんが【アンダーグラウンド】で狩った魔物を大量に持ち込んだと話が広がってみろ?商人共は【スタンピード】で持ち込まれた素材よりも【アンダーグラウンド】で獲れた魔物の素材を優先させろと言い始めるぞ?するとその負担はギルド員達に来て休まずに働き・・・倒れるって事になるってのが目に見えてくる」
うん・・・そうなると思う。