作品タイトル不明
つまりはやる事が無い!!
ルルナさんとクレアが出ていった後にディアナが口を開く。
「まあのんびりしましょう、リアは帰って来たばかりだから家の事で何かやる事があるんじゃないの?」
うーん・・・・・・そう言われても家の掃除は定期的にクレアがやってくれてたみたいだから掃除はしなくていいし、晩御飯に関してはそもそも私が料理できないから食材の補充なんてものはした事が無い・・・・つまりはやる事が無い!!
「あ」
やる事があった!!研究を再開すればいいじゃん!!やる事ないなら研究!これ常識!!
「ディアナはのんびりしてていいよ、私は少し部屋に籠る」
私がそう言うとディアナが口を開く。
「わかったわ、晩御飯の時には声を掛けるわ」
「わかったよ、それとティファの相手をしててあげて」
部屋に籠って研究に没頭するとティファの相手は出来ないからね、寂しい思いをさせたら可哀想でしょ?
「わかったわ」
私はディアナの返事を聞いた後にティファを撫でてから研究室に入った。
「・・・ア・・・リア・・・・リア!!」
部屋に入ってどれくらい経ったか分からないけどいつの間にか私の後ろにディアナが立っていて私の肩を掴みそう声を掛けて来たのでディアナに視線を向けて口を開く。
「ん?どうしたのさディアナ?」
そう言うとディアナが深い溜息をつきながら口を開く。
「『どうしたのさ?』って・・・・何度声を掛けたと思ってるの?」
へ?何度も声を掛けられたの?気がつかなかったんだけど?と思いながらディアナを見ているとディアナが溜息をつきながら口を開く。
「5回声を掛けたわよ?それで最後の一回で反応したの」
本当に気がつきませんでした!!
「えっと・・・ごめん?それでどうしたの?」
声を掛けて来たって事は何かあったって事でしょ?と思いそう聞くとディアナの後ろからシアが顔を出して口を開く。
「私が来たから声を掛けるって部屋に入ったのよ」
なるほど!!
「あれ?でも来るの早くない?アグリに入ってそんなに経ってないよね?」
私がそう言うとディアナとシアが揃って溜息をつき、その後にシアが口を開く。
「あのねリア?もう夜よ?」
「は?」
家に着いたのが昼過ぎで、研究室に籠ってからそんなに経ったの?びっくりだ!!
「驚いてる所悪いんだけど出かけるわよ」
「ん?出かける?何で?」
シアのお出かけ宣言に私が首を傾げるとシアが微笑みながら口を開く。
「晩御飯を食べに行くのよ、お腹が減ってるでしょ?」
シアに言われて自分が空腹だという事を自覚した。
「確かにお腹が減ってる、で?何処に行くの?」
私がそう言うとシアが微笑みながら口を開く。
「勿論【癒しの風】よ?アグリに来たらあそこの料理を食べるって決めてたのよ」
まあシアが【癒しの風】の料理を食べたのって帝都に帰る前だったからね。
「私も食べたいから早く行こう」
ソファーの上で寛いでいるティファを抱き寄せてからディアナに視線を向けて口を開く。
「そう言えばルルナさんは?」
部屋を見渡してもルルナさんがいないから気になった。
ディアナは私の質問に苦笑しながら口を開く。
「まだ帰ってきてないない」
【癒しの風】にルルナさんがいるかもしれないね。