作品タイトル不明
なんか広まってる!!
「おおお!凄い!!」
私の目の前で20人の騎士達が魔物を危なげもなく倒していくのを見ながらそう呟いた。
アグリに向かう旅をはじめて7日目ゴブリン30匹の奇襲を受けたんだけど慌てる事も無く騎士達がどんどん倒して聞く。
やっぱり今回選ばれたメンバー全員優秀な人達ばかりらしい・・・・・・が!!あれは別の意味でやばいと思います!!
「あはははははは!!もっと狙いなさい!!!」
ハイテンションでゴブリンナイトと戦ってるユリアン・・・・・笑いながら戦うとか女の子としてどうかと思うんだ!!と思ってみていると無手で戦ってるユリアンが物凄い速さの踏み込みでゴブリンナイトの懐に入り込み下から突き上げるようなパンチでゴブリンナイトの顎を跳ね上げるとゴブリンナイトの頭が弾け飛んだ。
「え?」
一体何が起きたのか分からずそう言うとユリアンが口を開く。
「フローリア流魔闘術の力その身で味わえてよかったわね」
・・・・・・・・・・・・・・・は?なんかユリアンの口から変な言葉が出て来たよ?聞き間違えかな?
と思いユリアンを見ると近い位置にいるゴブリンに向かい踏み込んでそのゴブリンの頭を殴るとやっぱり頭が弾けて飛ぶ。
そして奇襲を受けて20分もしないでゴブリンは全滅した。
そんな中私はニコニコ顔で一緒に戦った騎士と話してるユリアンに歩み寄り口を開く。
「ねえユリアン?聞きたい事があるんだけど?」
私がそう言うとユリアンが首を傾げて口を開く。
「何かしら?」
私はユリアンから目を逸らさずに口を開く。
「さっき『フローリア流魔闘術』ってふと聞こえたんだけど聞き違いだよね?」
そう言うとユリアンがニコニコ顔しながら口を開く。
「聞き違いじゃないよ?」
「は?」
え?聞き違いじゃない?何で私の名前が使われてるの?と驚いているとユリアンが口を開く。
「セレストーレにいた時にあなたと一緒に魔術と護身術を合わせた実験をした時があったでしょう?」
「うん」
あの時は体のどこからでも魔術を発動させ護身術と組み合わせるのが面白そうだと思って実験したんだよね。
私が頷いたのを見てユリアンが口を開く。
「【フローリア流魔闘術】はあの頃に作った魔術と護身術を組み合わせた武術を磨き上げて作ったのよ。
この魔闘術のお陰で私は情報部で優秀な結果を出す事が出来たの」
なんかすごい話なんだけど・・・・気になる事が1つだけある!!
「話は分かったけど何で私の名前が使われてるの?」
私関係ないよね?と思いながらそう言うとユリアンが微笑みながら口を開く。
「それは基礎を貴女が考えたんだもの、貴女を敬わないとね」
「そんな心使いいらないよ!!」
と思わずわずそう口にしたら私とユリアンのやり取りを見ていたシアが口を開く。
「諦めなさいリア・・・もう【フローリア流魔闘術】で広がってるわ」
・・・・・・・・・・・ん?ちょっと待って?『広がってる』?
「え?どう言う事?」
私がそう言うとユリアンがニコニコ顔で口を開く。
「私がこの魔闘術を何人かに教えたわ」
ああああああ!!なんか広まってる!!
「だって実戦で結果を出している魔闘術よ?学びたい人は結構いるのよ」
ニコニコしながらそう言って来るユリアンに私は口を開く。
「でも【フローリア流魔闘術】なんて初めて聞いたけど?」
そう言うとユリアンが真剣な顔で口を開く。
「私が教えた相手は国に仕える人達にだからね、まだ一般には浸透していないと思うわ」
そういう問題じゃないから!!