作品タイトル不明
もう会う事は無いんだし!!
リリア様がティファを堪能しているとドアがノックされその後にドアが開きもう聞き慣れた声がする。
「失礼します」
そう言った後に部屋に入って・・・驚いた顔で少しお固まり・・・その後に現実に戻って来て口を開く。
「お料理をお持ちしました」
・・・・・・・・・・・いつもは『キリっ』とした顔でいるリリア様が膝にティファをのせデレデレしながら頭を撫でてれば確かにおどろくよね!!でもさすがプロ!立ち直りが早い!!
私がどんどんテーブルに乗せられる料理を見ているとリリア様が『あっ!』と声を上げたので急いでリリア様を見ると待ちきれないのかリリア様の膝の上からテーブルに飛び乗るティファを見て納得。
・・・・・・・・・・・滅茶苦茶悲しそうな顔をしないでくださいリリア様、食事が終ればまた膝の上に乗ってもらいますから!!
「さて・・・・では食べようか」
陛下がにこやかな顔でそう言った途端ティファが自分用に用意された料理に挑み始めた。
やっぱりこの子賢い!!ってかすごい勢いで食べてる!!あたしも食べねば!!
「いただきます」
私はそう言った後にナイフとフォークを手に取り目の前に用意いされてるステーキにナイフを入れて一口サイズに切り口へと運ぶ。
「美味しいなぁ」
今日はこの食事の為に来たと言っても過言ではないからね!しっかりと堪能しなくてわ!!
「どうやら気に入ってくれたようだな」
陛下が私を見てそう言って来たので私は頷き口を開く。
「はい!とても美味しいです」
ん?何でリリア様までそんなに微笑ましい顔で私を見てるの?ほっぺたにソースでもついてる?
「たくさん食べなさい」
「はい」
私とティファは陛下達との食事を楽しんだ。
「ふう」
食後のお茶を飲んで一息ついていると陛下が口を開く。
「そう言えば調査が終わったから帰るのであったな?」
「はい」
この前に会った時にしっかりと伝えたから陛下とリリア様との食事会はこれでお終いなのです!!
「其方の見つけた遺跡に調査隊を案内してくれることになってると聞いている。今回の遺跡調査の件と新たなる遺跡への案内の礼として褒美を与えたいが何がいい?」
私はその言葉に首を左右に振り口を開く。
「褒美はいりません、今回の遺跡調査で様々な知識を得ておりますのでそれを褒美としてください。それと遺跡への案内ですがあの遺跡は私の研究対象でもありますのでよく足を運びます。ですので褒美をもらえるような事ではないので気にしないでください」
少なくても月に4回は行ってるし、気になる事があれば半年くらい遺跡に引きこもっていたからね!!褒美をもらうような事じゃないんだよ。
私がそう言うと陛下とリリア様が微笑みながら私を見る。
「ん?どうしましたか?」
何かあるんだったら聞きますよ?もう会う事は無いんだし!!
「何でもないさ、褒美の事は分かった」
陛下がそう言うとリリア様が微笑みながら口を開く。
「リア、1つ頼みがあるのだけど」
ん?頼み?何だろう?
「何ですか?」
リリア様が真剣な顔になり私を見ながら口を開く。
「今回の件で『シルドニア王朝の遺跡』に対する認識を大きく変えたわ。今後見つかる遺跡で分からない事があれば貴女の知識を借りたいの、その時は手伝ってくれるかしら?」
嬉しい申し出だ!!けどなぁ・・・
「受けたいですけど私自身が進めてる研究もありますので常にお手伝いできるかはわかりませんよ?」
「それでいい、よろしく頼む」
ちょ!!平民に頭を下げないでください陛下!!