作品タイトル不明
多分大丈夫・・・のはず!!
まさかのゴーレムの強度に驚いているとアンディさんが真剣な顔で口を開く。
「2人供大丈夫か?」
その言葉に私達は現実に引き戻され2人で頷く。
「でもどうするリア?火魔術を使う?」
火の上級魔術を2人同時に使うか?流石にこの密封されてる場所じゃ出来ればやりたくないよね。
あ!そうだ!!
「アンディさん!落とし穴を使おう!!」
ゴーレムをあの穴に落とせばいいじゃん!!と思いそう言うとアンディさんが真剣な顔で少し考たあと口を開く。
「あのデカさじゃ落ちても胸あたりじゃないか?」
その言葉に私は口を開く。
「落ちたら隙間を埋めて抜けなくする・・・そうすれば多分大丈夫・・・のはず!!」
流石にやってみないとわからないからね。
「わかった!やってみよう!俺達もアイツの注意を引いて皆であの落とし穴がある場所まで引っ張っていこう」
私とシアの【ストームウェーブ】を受けてかなり離れた場所まで後退したゴーレムを見ながらそう言うとアンディさんに私も頷き口を開く。
「それはいいけど間違って落ちないようにね」
私がそう言うとアンディさんが苦笑しながら口を開く。
「生き残ってる奴等にそんな間抜けな奴はいないさ」
アンディさんのお言葉に魔術師団の魔術師達は笑い合い頷く。
「ならはじめようか」
誰もが諦めてないと判り私は誰も死んで欲しくないと考えながらそう口にした。
私達はゴーレムに向けて魔術を打ち込みゴーレムが私達を狙うように引き付けながら落とし穴がある場所までゆっくりとゴーレムを誘導し・・・そしてゴーレムは落とし穴に落ちた。
「頭が良く無くて良かった」
古い文献なんかではかなり知能の高いゴーレムなんかも書いてあったから内心心配していたけどこのゴーレムは知能が高くないタイプだったらしく安心した。
落ちたのを見て私とシアは一緒に口を開く。
「「【クリエイトアース】」」
私達は【クリエイトアース】を使い落とし穴とゴーレムの隙間を埋め、更に地面を固めて抜けないようにした。
「これでどう?」
私が考えた策は予定通りに出来たので抜け出せなくなったはずのゴーレムを見てそう呟く。
「え?まじ?」
ゴーレムを見るともがいた後で自由の利く両手を地面にたたきつけるようにして体を持ち上げ固められた地面にひびが入り始め抜け出せそうになったのを見て思わずそう呟いてしまった。
「これは・・・抜け出せそうだな・・・魔術も効かないんならお手上げか・・・・仕方ない・・・・撤退しよう」
アンディさんがもがくゴーレムを見ながらそう言いだしたんだけど私はそれを聞き首を左右に振り口を開く。
「それは止めた方がいい、追いかけられてこいつが外に出たら被害が出る」
このゴーレムを起動させてしまった責任は取らないといけないと思う。
「だがどうする?上級魔術でも傷しかつかんのだぞ?もう攻撃手段はない」
アンディさんの言葉にここに居る全員が頷く。
そんな中で私は少し考えた後ため息をつきその後に皆を見渡してから口を開く。
「もう1つ手はある」
私がそう言うとアンディさんが真剣な顔で私を見て口を開く。
「何があるんだ?もうあまり時間的に猶予はないぞ?」
こうやって話している間もゴーレムはもがき続けて地面のヒビが大きくなっていく。
「私の奥の手・・・・切り札を使う」
本当はまだ誰にも見せるつもりはなかったんだけどな。