作品タイトル不明
これが限界!!
皇后様に紹介されたディアナさんが自己紹介をしてきたので私は立ち上がり口を開く。
「私の名はフローリア・ランズです、よろしくお願いします」
自己紹介をした後一礼してから座ってディアナさんを見るとニコニコしながら私を見ていた。
「これで目的の2つ目であるディアナの紹介は終わった、それで3つ目の目的なんだが・・・・フローリア、其方は遺跡調査の依頼を受けたのだろう?」
私はその言葉に頷き口を開く。
「はい」
私の返事を聞いて皇后様は頷き口を開く。
「その遺跡調査にこの子・・・ディアナも加わるのよ、だから貴女に紹介しておきたかったの」
ああ!!そう言う事か!!事前に仲良くなっていた方が仕事もスムーズにいくからね!!納得したよ!!
「そう言う事だよフローリア嬢、これからよろしく頼むね」
皇后様の言葉を聞いたディアナさんがそう言って来たので私は頷き口を開く。
「よろしくお願いしますねディアナさん、私の事は『リア』と呼んでください。親しい人は皆そう呼びますから」
ディアナさんのにそう言うとディアナさんは頷き微笑みながら口を開く。
「だったら私も『ディアナ』・・・と。それと畏まらないで欲しい普通に話をして欲しい」
「わかった」
私がディアナの言葉に頷くと私達のやり取りを見ていた皇后様が口を開く。
「なら私も其方の事を『リア』と呼ぼう、私の事はリリアと呼ぶことを許す」
・・・・・・・・・・・ん?え?今皇后様は何を言った?私の聞き違いだよね?と思って皇后様を見ると私の事を真剣な顔で見たまま動いていない。
「・・・・・・・・・皇后様」
私が絞り出すようにそう言うと皇后様は真剣な顔で首を左右に振り口を開く。
「『リリア』だ、私だけがリアに畏まられると仲間外れになってるようで寂しいのだ」
・・・・・・・・・・なんかしょんぼりしてる!!
「リリア・・・・・様」
これが限界!!私は平民なんだよ!!それがこの国の女性のトップにいる皇后様を呼び捨てにするなんて無理だよ!!
私が皇后様の名を呼ぶと少し嬉しそうな顔をした後真剣な顔に戻り口を開く。
「今はそれでよい、だが慣れたらリリアと呼んで欲しい」
絶対に無理です!!
「さあさあ!お茶会を始めましょうか!!」
私達のやり取りを見ていたセレーナさんが微笑みながらそう言うとメイドさん達が一斉に動き出して紅茶の用意やお菓子の用意をし始めた。
「これは!」
私の前のテーブルの上にお皿に乗った様々なフルーツの乗ったケーキがおかれて目を輝かせ思わずそう声を出してしまった。
皇后様はそんな私の反応を見て微笑みながら口を開く。
「リアが来るから料理長に頼んで作って貰ったの」
「嬉しいです皇后様!」
やっぱり甘いものは正義だね!!アグリにもケーキは売ってるけどこのケーキはそんなレベルじゃななさそうだよね、だって皇族の食を取り仕切ってる人が作ったケーキだよ?美味しくない訳ないじゃん!!って言うか普通に暮らしていたら食べれない物だよ!!堪能せねば!!などと考えていたら準備が終りそれを確認した皇后様が口を開く。
「前回のお茶会同様見知った者達しかおらぬから堅苦しいのは無しで行く、よいな?」
私たちは一斉に頷き、お茶会が始まった。