軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

防御特化と九層。

そうして時間は過ぎていき、九層が実装される日がやってきた。メイプル達【楓の木】も八人で集まって例の水中深くまで続く塔の攻略に向かう予定である。

「八層の収穫の一つとして【水泳】と【潜水】のレベルが上がったのはあるなあ」

「九層でも使い所があると嬉しいものだ」

「お別れも早いものねー。でも、水属性のあれこれを作るためにはまた来ないとダメかしら」

「うぅ、私達も【水泳】のスキルが手に入れば良かったんですけど」

「ステータスが足りません……」

「その分今日は活躍してもらうんだけどね。さっくり倒してくれると僕は助かるな」

「「はいっ!」」

「よーし、じゃあ早速行きましょう!」

「シロップお願いするね」

全員で足並みを揃えて移動するために、今回は地形など関係ないシロップが丁度いい。

メイプルはシロップを巨大化させると、全員をその背に乗せて塔の方向へと飛んでいく。

「地上だとハクでの移動が多かったからなあ」

「飛べるのはやっぱりすごいわよね」

今回はダンジョンもモンスターも水中がメインなため、空は特にモンスターもおらず自由に飛んでいくことができる。

そうして特にトラブルが起こることもなく、八人は目的の塔まで辿り着くことができた。

入り口の近くでシロップを停止させると塔へ飛び移って、シロップを元の大きさに戻す。流石に【巨大化】状態では建物の中へ入ることはできないのだ。

準備もでき、【身捧ぐ慈愛】を発動したメイプルを中心に塔の内部へと入っていく。塔の上層部は水に沈んでいないため、まだ家具などが残っていた。直径十数メートルの室内には下へ続く木の扉が床に設置されていた。持ち上げれば一つ下の天井部分が開くことになるだろう。

「水を堰き止めるために階段じゃないってわけか」

「モンスターはいないようだ。下りても問題ないだろう」

家具などがそのままなことからも、ここまではまだ入り口なのが分かる。

「じゃあ安全のためにこの辺りに立ちます!」

メイプルは扉の近くに立ち、【身捧ぐ慈愛】の円柱状の範囲に下への道を収める。

「じゃあ開けるぞ」

クロムが扉を開けると窓がないこともあって下は真っ暗だった。ライトで下を照らすとそこはまだ水には沈んでいないようだが、何かが動く気配がする。

「……何かいるな」

メイプルの防御網は下にも届いているため問題はないが、垂直に鉄の梯子が伸びているだけなため、一気に飛び込むのは難しい。

「マイとユイ、もしくはカスミを連れて飛び込んでもいいが……」

「……でも、上を取ってはいるのよね」

ならもっと戦いようはあるとイズはニコッと笑う。なんとなく察したクロムは、それが一番安全だと下へ飛び込むのはやめた。

それから起こったのはそれはもう酷いことだった。唯一の出入り口から流れ作業で下の階に注ぎ込まれる大量の爆弾、それが部屋に十分に満たされたところで炎を発するクリスタルを投げ込んで扉を閉める。

「耳を塞いで!」

直後とんでもない轟音と共に下階から振動が伝わってくる。木の扉が壊れず勝手に開くこともないオブジェクトだったため、メイプル達のいる階は何ともないが下に生き残った生命体はいないだろう。

「……地の利ってのは怖えな」

「ああ、そうだな」

「しばらくはこれで進みましょ。水中になったら考えるわ」

こうして何階かイズの爆撃による部屋全域への無差別攻撃によって、そこにいたモンスターが何なのかも分からないままに粉々にして進んでいく。

「……イズさんに有利なポジションを取らせると怖いね」

「すごいね!これなら皆安全だよ!」

攻撃は最大の防御とはよくいったもので、何かが起こる前に全てを吹き飛ばしてしまえば何の問題もないのだ。

「っと……ただ、ちょっと様子は変わったぞ。こっからは水だ」

「あら、じゃあ爆弾はちょっと駄目そうね」

「代わりに暗くはなくなったな。デカめの魚は泳いでるが」

「じゃあ潜水服着て入ります?マイとユイを中心に暴れてもらう感じで」

「入る瞬間は守ってあげられるよ!」

「おし、なら行ってみるか」

メイプルがいるなら問題はないと、念のためクロムを先頭にして、マイとユイをついて行かせる。

水中に飛び込むと、それに反応して、中を泳いでいた魚達が鋭い歯をぎらつかせて一気に襲いかかってくる。

「俺に構ってる暇ないぞ?マイ、ユイ!」

「「【クイックチェンジ】!」」

クロムに魚が集まっていったところで遅れて入ったマイとユイがそれぞれ八本の大槌を振り回す。

それ一本一本が先程のイズの爆弾全てを凝縮させたような威力である。

ただ大槌を振り回しているだけの通常攻撃。しかし、それは他のプレイヤーの必殺技の破壊力を凌駕する。

大槌が掠ったものから文字通り粉々に爆散して消滅していく。二人の単純な暴力は一瞬にして部屋を駆け巡り、全てを無に帰した。

「ふぅー……味方だから当たってもダメージを受けないのは分かってるが、緊張するもんだな」

マイとユイも当たらないようにはしてくれているものの、何もかもを破壊する鉄塊が目の前を通過していくと反射的に体が固まるものだ。

「さっすがー!」

「上手くいきました!」

「メイプルさんも……防御ありがとうございます」

「えへへ、二人のおかげで全然いらなかったけどね」

万が一攻撃を受けても問題ないという安心感があるため、のびのびと攻撃ができるというものだ。クロムはそれを聞いて、それが大盾使いの本来の役割だと一人頷く。

「何事もなく終わったみたいですね」

「おお、サリー。まあな、あの二人が武器振り回せば雑魚は問題ないだろ。あと、やっぱり縦にも【身捧ぐ慈愛】が効くのがじんわりヤバい」

「ですね……」

範囲も広く、塔の幅をカバーしきっているため、メイプルの防御力を突破することが、この塔のモンスターに課せられた土俵に上がるための条件である。それがあまりにも厳しく、ほぼ不可能と言っていいものなのは全員がよく分かっていた。

「よーしどんどん進んじゃおう!皆攻撃は任せるね!」

八人でいるならメイプルは無理に攻撃に回らなくていい。その分突然ダメージを受けることがあった時のため、ポーションを構えておくのが大事だ。メイプルが倒されない限り戦線の崩壊はあり得ないのだから。

イズ中心の攻略から、マイ、ユイ、カスミ、サリーのアタッカー四人中心の攻略に切り替えて、さらに下へと進んでいく。動きの早いモンスターはカスミとサリーが担当して、HPや防御力が高そうなモンスターはマイとユイがそれを上回って吹き飛ばす。

クロムが引きつけて、ネクロのスキルで【AGI】を低下させることで特に詰まることもなくモンスターを撃破できていた。

「流石ねー。私達が攻撃に移るまでもないかしら」

「ふふ、僕は楽ができて助かるよ。本も貯めておけるしね」

「また増えたのね。全部使いきることはあるのかしら」

「んー、あるかもよ?」

「カナデがその本全部使ったら凄いことになりそう」

「ははは、そうだね。全部のスキルが必要そうなら使おうかな」

それは一体何を相手にする時に起こることなのかメイプルとイズには想像もできない。

そうして三人が話していると下の階からサリーがぴょこっと顔を出す。

「終わったよー。次は一気に深くなってるから全員で入りたいって」

「はいはーい!」

「何階分か貫いている感じかな?一応魔導書を使う準備はしておくよ」

「うん、そうして。外が見えないから分からないけどかなり潜ってきてるはずだから、そろそろボスでもおかしくない」

全員が揃って次の階へと進むと、そこからは床が全て抜けてしまって、遥か底まで外壁だけが残っている状態だった。床は水に侵食されて崩れていったというよりは、その砕け方や端の方の残り方からして巨大な何かが破壊していったように見えた。

「相当深いぞ?これを下まで行くのは骨が折れるな」

「ただ、一階ごとに分かれていない分一気に進めるとも言えるだろう」

「……何か光った?皆!」

どうしようかと話している最中、遥か下に何かの輝きを見たサリーは全員に注意を促す。そうして皆が下を見たその時。輝く水の塊が三つ時間差で飛んできた。

サリー、カスミは素早い動きでそれを回避し、クロムはうち一つを盾で受け止める。イズとカナデも何とか回避するが、もともと動きが遅く、【水泳】スキルもないマイとユイは避けきれない。

二人に直撃すると泡とエフェクトが弾ける。【身捧ぐ慈愛】によって効果を受けたのはメイプルなため、全員がメイプルの方を振り返る。

「……ダメージはないよ!でもっ、空気が!」

直撃した回数だけ、ゴリッと残り酸素が削られたのを確認したメイプルは現状を伝える。

「なるほど確かにそういう隙はあるか……!」

「いやらしいね。長いダンジョンに、酸素を削る攻撃をする敵かあ」

ただ、今までとは違う雰囲気と、戦闘地形の変化からおそらくこれがボスによる攻撃であることは察せられた。

しかし、そもそもかなり距離があるせいで姿は見えない。深く暗い水の底からこちらを上回る長射程の攻撃が飛んでくるばかりだ。

「盾で防げば問題ない!俺とメイプルを中心に防御しながら底まで潜ろう。あんまり時間かけるとメイプルがキツイ!」

「だね。僕も防御魔法準備するよ」

「私も刀で弾こう。【心眼】もある。攻撃の予兆は捉えてみせる」

「私も大盾に変えられるのが役に立つかな?」

「マイちゃん、ユイちゃん。皆で守るわ、だから辿り着いて一発叩き込んであげて!」

「「はいっ!」」

「よーし!皆行こう!」

メイプルの号令で八人は底を目指して潜水する。マイとユイを後ろに下げてメイプルとクロムを前に立たせ、守りを固め、イズとカナデでサポートをしつつ、最前線でまずカスミとサリーが攻撃を捌きにいく構成だ。

勝利条件はマイとユイを下にいる何かの元まで届けることである。射程にさえ入れば倒せぬものなど存在しないのだ。

「今度は四発!」

「こっちは任せてもらおう!」

「一つは受け持つ!」

カスミが素早く刀を振るうと、水の塊は直撃する寸前で細かく分かれて泡に変わって消えていく。サリーは安全策をとって武器を大盾に変化させそれを受け止める。残り二発はメイプルとクロムがそれぞれ防御し、ただの一発すら直撃には至らない。

「「ありがとうございます!」」

「役割分担だよ!」

「ああ、適材適所ってやつだ。二人はボスを吹っ飛ばすことに集中してくれ」

そうして次々に襲いかかる水の塊を上手くやり過ごしている中、カスミとサリーは水中の僅かな変化に感づいた。

「流れが……カスミ!」

「【心眼】!」

サリーの予感を確信に変えるため、カスミはスキルをを発動する。その目に見えたのは壁際以外が攻撃予測のエフェクトによって真っ赤に光った光景だった。

「壁に寄るんだ!何か来る!」

【心眼】を使用している状態のカスミの言葉に間違いはない。それは数瞬後に確実に起こる事象なのだ。

全員が端に寄ったその直後、中央を突き上げるような水流が抜けていく。巻き込まれればダメージを受けるだけでなく、スタート地点まで戻されてしまうだろう。

「そのまま端に来る!戻るんだ!」

「カスミ、まだいける?」

「……ああ、【戦場の修羅】【心眼】」

カスミの体から赤いオーラが立ち昇り、スキルのクールタイムが一気に短くなる。これによって【心眼】すら連続使用が可能になった。

「効果が切れればスキルは使えなくなるが、二人さえ届けられれば私のスキルなどたいした問題ではないだろう」

【戦場の修羅】のデメリットによってスキルが使えなくなるとしても、マイとユイを守る方がプラスである。

今のカスミにまともな攻撃は通じはしない。

前兆がほとんどない攻撃を確かな未来を見ることで完璧に回避していく。経験や直感ではない回避だからこそミスも読み違えもありえない。

襲い来る水流を完全に躱しきった所で、【戦場の修羅】の効果も切れ、カスミの視界が元に戻る。

「時間切れか……あとは頼む」

「結構潜ってる、そろそろ見えてもおかしくない」

そう言って水底をじっと見ると、暗がりの中でまるで星空のように大量の光が瞬くのが見えた。

それが何を示すのか分からない八人ではない。

「防御壁を張るわ!」

「ソウ、【覚醒】【擬態】。【ガードマジック】」

カナデは自分とソウの二人で障壁を展開し、イズは手早く取り出したクリスタルを放り投げてバチバチと音を立てるエネルギーバリアを張る。

水底で光ったものの正体は、大量の水の弾。それは避け切ることがほぼ不可能な弾幕となって八人に降り注ぐ。しかし、直撃するコースのものは重ねて張られた防御壁によって防ぎ切られて、またも直撃を免れる。

「……見えた!」

最も前にいたサリーはそこでようやくボスの姿を視認する。いくつものヒレと塔の幅を目一杯使った巨大な体、美しく輝く青白い鱗。それは魚ではなく水竜と言えるような存在だった。

水竜は八人がすぐ近くまで接近していることに気づくとその体を動かし、凄い速度で上昇してくる。

「……っ!通さないで!行かせたら上下が逆転する!」

弾き飛ばされ、すり抜けられればまた攻撃を避けつつ今度は上に戻らなければならない。本来それは避けられないこと。しかし、この八人なら一瞬隙を作ることができればいい。

「ソウ、【スロウフィールド】!」

「ネクロ【死者の重み】だ!」

ソウによって空間が歪み、ネクロの力でクロムの背後に一瞬巨大な髑髏が浮かぶ。それらはどちらも水竜の動きを鈍らせ、速度を落とす。

「【水底への誘い】!」

メイプルが目一杯広げた触手のうち一本がその体に命中し、大量のダメージエフェクトが散る。しかし、それは本来のスキルの効果ではない。あくまで【悪食】がもたらしているものだ。この触手が持つ本当の効果は別にある。

ビリッと音がして水竜の体がほんの一瞬麻痺する。ボス故か効果時間はほんの僅か一秒ほどだ。しかし、一秒。確かに動きは完全に止まった。そして、その一瞬をずっとずっと待っていた二人がそこにいる。

「「【ダブルインパクト】!」」

十六本の大槌がその体を捉え、強烈な攻撃を加える。耐性を持つ特殊なボス、もしくはレイドボスでもない限りこの圧倒的な力には耐えられない。

十六の衝撃が全身を駆け抜け、ボスのHPは一瞬で吹き飛び消滅することとなった。

ボスを撃破し静かになった塔の内部を潜っていくと、底には魔法陣があり次の層へと転移できることが分かる。

「お疲れ様ー!皆のお陰で酸素も大丈夫!」

「よかった。メイプルもナイス麻痺」

「その触手の麻痺の方が活躍してるの珍しいよな」

「並のモンスターなら麻痺する前に飲まれるせいだろう」

「そうね……」

ダンジョンをクリアしたため、これで一面水の世界とはしばし別れることとなる。

酸素のこともある。ここであまり話していても仕方ないと、八人は次の層へとつながる魔法陣へ乗った。

「どんなところかな!」

「行ってみてのお楽しみだね」

そうして八人は光に包まれ消えていく。しばらくして、真っ白だった視界が元に戻って行くと足元にはしっかりとした地面の感覚があった。八人は潜水服を脱ぐと開けた視界で眼下に広がる世界を確認する。

そこにあったのは丘の上から眺めることではっきり見えた二つの特徴的なエリアだった。

片側は水と氷、もう片側には炎と響く雷が見える。それぞれ光と闇を象徴するように白を基調とし、豊かな森が見える方と岩石が目立ち溶岩溜まりのある方。対照的なものはここからパッとみただけでもいくつもあげられる。

そしてどちらの側にも遠目に見ても大きな町があることがはっきり分かる。

「ははーん、なるほど。対立しての対人戦っていうのも少し分かったかもな」

「ああ、これだけ分かりやすければな」

「ギルドとしてどちらかにつくのかしら?それとも個人?」

「お姉ちゃんはどっちがいい?」

「えっ、うーん……緑がいっぱいの方が安全そうだけど……」

【楓の木】の面々も新たな層の初めて見る景色にそれぞれに反応を示す。

「メイプルはどうする?多分どっちかにつく感じだと思うよ。印象としては光か闇かって感じかな?」

スキルだけを見れば闇よりなメイプルである。といっても、これでも八層で光成分は補充してきたのだが。

「むぅ、見てまわらないと分かんないや」

「それもそっか。イベントの時に決めることになるんだろうしね」

それまでは探索を続け行きたい方を決めることになるだろう。

景色が綺麗そうなのは緑豊かな側。ただ、今まで見たことのないようなものが見られそうなのは、溶岩と岩場溢れる見るからに危険な側である。

メイプルはこうして迷ってはいるが、どちらにも当然見所はあるだろう。

「よーし!いっぱい歩き回ってみよーっと!」

新しい層を見下ろして、メイプルは元気よくそう宣言するのだった。

350名前:名無しの槍使い

ついに対人戦きたかー

351名前:名無しの弓使い

成長を見せる時だ

352名前:名無しの大剣使い

内容はまだ分からんけど早期リタイアとかならないように頑張りたいぜ

353名前:名無しの魔法使い

俺も強くはなってるけど化物はマジ化物だからなぁ

354名前:名無しの大盾使い

まあ一体一って感じではなさそうだし立ち回りによりそうだ

355名前:名無しの魔法使い

あ 化物一家の人だ

356名前:名無しの大盾使い

誰がだ誰が

357名前:名無しの大剣使い

どう?八層の間は特に何もなかった?

358名前:名無しの大盾使い

色々あったけど色々あったってだけ

359名前:名無しの槍使い

これまた何かやってるよやってるやってる

絶対やってる

360名前:名無しの弓使い

そうぽんぽん変なことは起こんないんだよなあ

起こんないよなあ……?

361名前:名無しの魔法使い

もうすぐ対人戦だし敵陣営になれば身をもって体験できるんじゃない?

362名前:名無しの大剣使い

せめて暴虐タイプは勘弁な

363名前:名無しの槍使い

どうする?片手だけだった触手が全身とかになってたら

364名前:名無しの弓使い

あーずっと水の中だったしなあ

触手の一本や二本追加があってもおかしくないかも

365名前:名無しの大盾使い

メイプルちゃんをなんだと思ってるんだ

366名前:名無しの槍使い

ラスボス

367名前:名無しの弓使い

化物+人÷2 天使少々

〜触手を添えて〜

368名前:名無しの大剣使い

兵器も添えとけよ

369名前:名無しの魔法使い

まずそう

370名前:名無しの大盾使い

むしろ食われてるのはいつも相手なんだよなあ

371名前:名無しの槍使い

当然のように食べないで

372名前:名無しの弓使い

でも本当に何も強くなってない可能性もあるだろ

373名前:名無しの大剣使い

あまりにも希望的観測

そんなことがあったでしょうか?

374名前:名無しの大盾使い

どうなのかはその目で確かめてくれ

375 名前:名無しの魔法使い

それは会敵しているということを示していませんか?間近で見てみたくはあるけど……

どうなっているかはその目で見るまで分からない。もちろん、それはメイプル以外のプレイヤーにも言えることである。

メイプル達、そしてライバルである【集う聖剣】【炎帝ノ国】【thunder storm】【ラピッドファイア】の面々は、それぞれの日々を過ごしつつ、九層の探索を行い、やがて来る対人戦イベント開催の日を待つのだった。